経営改善

経営改善とはなにか

写真:男性社員のイメージ

経営改善とは、企業存続に不可欠な利益の最大化を図るため、
現在の経営上の問題点を把握し、その問題点を克服するために、対策を検討し実行していくことです。

その対策が成功するかどうかは、経営者の熱意と目標や対策の明確化、
そして、その結果を測定する仕組み、フィードバックする体制が必要になってきます。

経営改善を行うために必要なこと

経営改善を行う上で必要なことには、次のようなものがあります。


自社の決算内容を把握する

そもそも、決算の内容が把握できていないと経営改善の対策を講じることはできません。

例えば、「御社の当期の借入金の返済額はいくらか?」という問いに答えられなければ、
御社は当期にどれだけの利益を上げればよいのかわからないということになります。

それでは、暗闇を手探りで歩いているようなものです。

私たちは、決算時に御社の決算書をわかりやすく解説し、活用できる決算書にいたします。


決算内容を同業他社比較で、強みや弱みを把握する

自社の決算書の内容が理解でき改善可能な対策もありますが、それだけでは不足です。

また経営者の皆様は次のようなことに興味を持つのが普通です。

  • 同業他社はどうなのか?
  • 他社と比べて、当社の強みと弱みはなにか?
  • 他社と比べて、当社の賃金水準は妥当か?
  • 他社の売上の伸び率と当社の売上の伸び率はどうなのか?
  • 他社の利益率と比べて、当社の利益率の水準はどうなのか?


私たちは、同業他社データと比較しながら、経営改善の対策をより具体的に検討することが可能です。


経営改善の対策は、より具体的に検討する

「赤字だから売上高を前年比110%に伸ばす」・・・

これは希望的推量であって、具体的な対策ではありません。

これでは従業員は具体的な行動を起こすことはできません。

例えば

売上高=単価×個数


となります。
これだけでも、売上高を伸ばすためには、単価を上げるのか、個数を増やすのかで変わります。

私たちは、経営改善を行う上で、経営者とのヒアリングにより、
社長の熱意を計数化し、より具体的な対策より実行可能な対策を講じることが可能です。


PDCAサイクルを回す

経営改善計画を立てることがゴールではありません。

利益を最大化し、企業存続の基盤をより強固にしていくことがゴールです。

私たちは、御社の経営状態を、月次で会計帳簿や根拠資料のチェックにより把握し、
この直前の経営状態と経営者が立てた経営改善計画を照らし合わせることで、計画の進行具合を把握し、
経営者にフィードバック、フォローする体制が構築されています。

黒字体質の企業を目指す場合には、必ず必要なプロセスとなります。


社長の思いややりたいことを目標化(数値化する)

写真:経営改善のイメージ

経営状態が思わしくない事業に対し、
まだ経営改善によって回復の見込みがあると判断した場合、
さまざまなアドバイスを行います。

その際、社長の思いややりたいことを親身になって伺った後に、
そのお考えを数値化することで目標に置き換えます。